イー・ガーディアン株式会社(東京都港区 代表取締役社長:高谷 康久 以下イー・ガーディアン)は、データセクション株式会社(東京都渋谷区 代表取締役社長:澤 博史、以下データセクション)と業務提携し、ネット上で生活者から発信される画像の、いち早い内容確認・真偽確認・利用許諾獲得などを支援する画像利用プラットフォーム「ツイ情報局」の提供を開始致します。ウェブ上で流通する画像モニタリングをベースとし、消費者のトレンド把握や風評検知を実施する事が出来ます。
【背景】
1. 近年価値が高まる画像情報
近年、スマートフォン等のモバイルデバイスとソーシャルネットワークの急速な普及によって、誰もが世界中に向けて画像や動画を配信する事が可能になりました。これらの画像は生活者の「イマ」を伝える貴重なデータとして注目されています。
ソーシャルメディア上などで広く拡散されている画像は世の中のトレンドや流行の兆し、世の中の興味関心を示します。事件事故や災害が発生した場合には、現場の画像は現地の様子をいち早く周囲に伝達し、新たな2次災害を防ぎ、防災に活用する事も出来ます。また、テレビのニュース等でも、ソーシャルメディア上の画像や動画、投稿内容を利用してニュースを構成しているケースもあります。
しかし、これらの要望に合わせて画像を収集するには、複雑なノウハウが必要です。そこで、ソーシャルメディア上のデータの収集・分析にノウハウがあるデータセクションと、人的リソースを活用した投稿監視にノウハウがあるイー・ガーディアンが共同でネット上に流通する画像の利用プラットフォーム「ツイ情報局」の提供を開始致します。
2. 今までの課題
これまでウェブ上で流通する画像は
・目的の画像を機械的に収集する事が出来ない
・写真や記述の真偽がわからない
・利用に許諾が必要になる
等の理由により活用が難しいとされてきました。
そこで、ツイ情報局は3つの作業をワンストップで行う事が出来るパッケージツールとして開発されました。
【サービス概要】
1. 目的の画像を機械的に収集
収集してきた画像が、目的の画像か否かの判断を機械的に行うことは現在の技術では非常に難しいとされ、人的監視が優位とされています。一方で人的監視は高コストで利用出来る企業規模や、プロジェクト規模が限られている実情がありました。「ツイ情報局」では人的な投稿内容確認にノウハウがあるイー・ガーディアンとデータのクローリングにノウハウのあるデータセクションの両社が協業することで、目視と機械化の最適な配置により、安価で正確な画像フィルタリングを実現致します。
2. 画像内容の裏付け確認
収集してきた画像をサービスや報道に活用しようとした場合、その内容の裏付けを取る必要があります。裏付けの確認手法としては当該画像に関わる話題のボリュームや内容の信憑性などと関連性を機械的に抽出し、一定のアルゴリズムで裏付けを確認、最終的に人的な確認を行う事で安価でスピーディーに実現する事が出来ました。
3. 画像利用交渉の代行
収集してきた画像をサービスや報道に活用しようとした場合、その利用に関する許諾を取る必要があります。現状の利用実態としては、報道機関やメディアの場合、当該画像を発信したアカウント保持者に直接連絡を取り、使用の許諾を得ています。
「ツイ情報局」ではこのようなワントゥーワンのやり取りに加えて、画像権利所有者と画像利用希望者を結びつけるプラットフォームの構築を目指しています。これにより、発信する側にもそれを使う側にもメリットを創造します。
【活用用途】
① 報道写真マーケットプレイス
② 事故や災害などの現況を画像で確認
③ 広告代理店などのクリエイター向け流行画像検知システム
【画面イメージ】
【イー・ガーディアン株式会社 会社概要】
代表者 :代表取締役社長 高谷 康久
所在地 :東京都港区麻布十番1-2-3 プラスアストルビル4F
設立 :1998年5月
資本金 :34,005万円(2014年3月末日現在)
業務内容 :ブログ・SNS・掲示板企画コンサルティング/リアルタイム投稿監視業務/ユーザーサポート業務/オンラインゲームカスタマーサポート業務/コンプライアンス対策・風評・トレンド調査業務/コミュニティサイト企画・サイト運営代行業務・広告審査代行サービス業務/人材派遣業務
URL :イー・ガーディアン、データセクションと業務提携。 ネット上に流通する画像の活用プラットフォーム「ツイ情報局」の提供を開始。(PDF:283KB)