イー・ガーディアン株式会社(http://www.e-guardian.co.jp/ 東京都港区 代表取締役社長:高谷 康久 以下イー・ガーディアン)は、一般社団法人 衛星放送協会の会員企業が権利を保有する動画コンテンツに対する、違法動画アップロードの取り締まりを目的とした『違法アップロード監視サービス』をトライアル提供として実施いたしました。その結果、5,489件の違法動画を検知しましたので、お知らせします。
【トライアル実施概要】
対象:衛星放送協会の会員企業24社26チャンネルが権利を保有する動画コンテンツに関する違法アップロード動画
期間:2015年1月15日~3月14日の2ヶ月間
実施方法:インターネット上を「人力」で検索し動画内容をパトロール、違法動画を報告
【トライアル実施結果概要】
- 違法アップロードを5,489件検知しました。
- 同一アカウントからの違法アップロードが目立つこと、動画が削除された後は再アップロードがほぼ行われないことから、新規の違法アップロード件数削減にも寄与したと考えられます。
- ジャンル別には、大衆スポーツ、バラエティー、ライブなど音楽関連の短時間に編集しやすい動画のアップロード件数が多くみられました。歌番組は、歌手名、グループ名など検索が容易であることからアップロード数よりもPV(閲覧数)が伸びやすい傾向がみられました。
【違法動画検知の概要】
違法動画報告件数 :5,489件(平均件数 : 91.4件/日)
対象アカウント数:428アカウント
同一アカウントによる違法アップロード件数
1位:アップロード件数388件 合算PV数251万5,794PV
2位:アップロード件数255件 合算PV数28万3,741PV
3位:アップロード件数248件 合算PV数168万9,996PV
この短期間で、1アカウントに対し平均13動画のアップロードと、特定アカウントからの違法アップロードが目立つ結果となったことから、今後は特定アカウントに対する巡回 (※1)と特定アカウントの停止(※2)を視野に入れた対策がさらに強まるといえます。
※1・・・・・YouTubeではアカウントID(チャンネル)からの 検索が可能
※2・・・・・YouTubeでは同一アカウント3回警告が行われると、アカウントが停止になります
【導入の背景】
2013年に行われた衛星放送協会のよる調査によると、同協会会員企業の9割近くが何らかの著作権侵害被害にあっていると回答、1/3の会員企業は恒常的に違法アップロードの被害にあっていると回答しました。
しかしながら、各社で違法アップロードを取り締まることには限界があり、業界全体としては十分な対策に至っていないのが現状でした。
導入内容の詳細
http://www.e-guardian.co.jp/info/2015/0127
【一般社団法人 衛星放送協会 協会概要】
代表者 :会長 和崎 信哉
所在地 :東京都港区赤坂2-8-2 ATビル4階
設立 :1998年6月
URL :http://www.eiseihoso.org/
【イー・ガーディアン株式会社概要】
代表者 :代表取締役社長 高谷 康久
所在地 :東京都港区麻布十番1-2-3 プラスアストルビル4F
設立 :1998年5月
資本金 :34,005万円(2015年3月末日現在)
業務内容 :ブログ・SNS・掲示板企画コンサルティング/リアルタイム投稿監視業務/ユーザーサポート業務/
オンラインゲームカスタマーサポート業務/コンプライアンス対策・風評・トレンド調査業務/
コミュニティサイト企画・サイト運営代行業務・広告審査代行サービス業務/人材派遣業務
URL :http://www.e-guardian.co.jp/
【本件に関するお問合せ先】 イー・ガーディアン株式会社
TEL: 03-5575-2561 FAX: 03-5575-0621
Mail: info@e-guardian.co.jp 担当: 大島
【本リリースのPDF版は下記をご覧ください】
衛星放送協会へのトライアル実施結果 YouTube違法アップロード動画監視・検知成功 ~削除件数5,489件(削除平均件数91.4件/日)~-(PDF:365KB)