熊本大学でSNSを運用するにあたって、過去の炎上事例を交えながら意識・注意すべきポイントを啓蒙するオンラインセミナーを開催いたしました。今回はご承諾いただいた上でセミナーの概要や受講してみての感想をレポートいたします!
セミナーの内容
アジェンダは以下の通りでした。
この内容の中から一部抜粋しながら、セミナーのポイントを紹介してまいります。
- はじめに
- ネットリテラシーとリスク
- リスク発生事例紹介
- SNSを「活用」するには
- 質疑応答
ネットリテラシーとリスク
SNS等をきちんと使用して炎上を起こさせないためには“ネットリテラシー”が必要といわれております。しかし、その“ネットリテラシー”とはどういったことを指すのでしょうか?辞書を引くと下記のように出てきます。
「ネットリテラシー」…インターネット・SNSを「適切」に「使いこなす」能力 |
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SNS運用にあたって、「適切に」とはどういうことを指すのか?
例えば、
を気にすることではないでしょうか?
- 発信・拡散した情報は正しいのか?
- その投稿は誰かを傷つけるもの・トラブルの元になっていないのか?
- 世界中の人から見られることを意識しているのか?
- 発信して後悔しない投稿なのか?
しかし、こういったことを意識していても、万が一の場合もあるため「リスク」が炎上になった場合どのくらいの速さで拡散されていくのでしょうか?
■炎上の流れ様々な投稿が行われ1日で炎上の山場を迎えますが、たいていはその後ゆるやかに下降し72時間で沈静化するケースが多いという傾向があります。ただ、炎上している途中に行った対応によってはさらに長期化するケースもあります。もし炎上したとしてもなるべく被害を最小限に防ぐための適切なアクションを素早く実施できるように事前のフロー・体制構築が重要となります。
事例紹介と炎上対応
様々な具体的な事例を挙げながら、炎上対応のケーススタディを紹介しました。炎上内容によって対応方法は様々ですが、下記を意識しながら通常時から対策することが重要となります。
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SNSを活用するには?
実際にSNSを活用するにはまず初めにどんな内容を投稿して、どういう効果を得たいのかなどSNSに求めるものをきちんと定めていきます。利用するSNSによって特性が異なるので、SNSに求めるものに合わせてSNSの選定や発信内容の精査などのアカウント設計が重要となります。
セミナーの感想やコメント
▼セミナー実施先: 国立大学法人 熊本大学 様
Q: 研修を依頼する際に、貴学課題についてお答えください。
大学における教育・研究活動等の情報発信については、ホームページをはじめ YouTube、Twitter、Facebook等のSNSを活用する機会が増えてきている。SNSを運用するにあたり、著作権等の問題や炎上などのリスクもあるため、教職員にそのリスク回避するための知識や手法を身につけ、理解することが重要である。
Q:セミナーを受講して良かったところをお答えください。
Q: セミナー受講前と後で意識等の変化はありましたか。
最後に、炎上を未然に防ぐために
今回のレポートでは皆様に読んでいただくために汎用的な部分をあえて抜粋しておりますが、業界や事業内容によって炎上につながりやすい事柄などは異なるため、不安や不明点があればお気軽にこちらからご相談ください。
弊社では様々な炎上傾向を分析してきた中から、うっかりミスや注意すべきポイントをまとめまして、炎上対策に活用ができるチェックシートを作成いたしました。
ぜひ下記よりダウンロードしてくださいませ!
投稿前チェックシートのダウンロードはこちらから
また、こういったセミナーだけでなく広く風評調査やソーシャルリスニングなどSNSに関連した各種サービスを提供しておりますので、気になる方はリンクより詳細をご覧ください!
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