こんにちは！イー・ガーディアン　ソーシャルメディアチームです。
ソーシャルリスニング第12弾は春映画について！今話題の映画6作品の話題量を比較してみました。

■「エヴァ」が圧倒的な話題量を記録

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※調査期間：2021年1月～2021年3月
※調査媒体：Twitter
※RT含む

公開から30日間で興行収入70億を突破。Twitterでこの春もっとも盛り上がりを見せている映画が「シン・エヴァンゲリオン劇場版」です。コロナの影響で公開が再延期となった1月から、公開月である3月までの話題数を調べたところ、他の作品に大きく差を付け圧倒的な反応を記録。話題量だけで言えば、昨年10月に公開され、歴代興行収入日本一となった「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」と、遜色ない勢いがうかがえます。

3/8の公開初日には1日で約35万件がツイートされた中、最も注目されたキーワードは“ネタバレ”でした。

■「ネタバレ」の投稿推移

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※調査期間：2021年1月～2021年3月
※調査媒体：Twitter
※RT含む

上記は“エヴァ”に限定しない“ネタバレ”の話題量推移ですが、3/8は実に40万件超え。膨大な関連ツイートが発信される中、映画の具体的な展開への言及、感想を述べた投稿はほとんど見られません。

20日にエヴァンゲリオン公式Twitterアカウントより「ご感想を聞かせてください」と、ネタバレ解禁ともとれるアナウンスがありましたが、初見ファンへの配慮から「何が本当かわからない」大喜利に発展していました。

■他に注目の春映画は？

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※調査期間：2021年1月10日～2021年3月31日
※調査媒体：Twitter
※RT含む

どの作品も公開日付近では注目されていましたが、中でも右肩上がりに話題増となっている作品が「ブレイブ –群青戦記-」でした。SNSキャンペーンやキャストのバラエティ番組出演、主題歌情報といったPRが充実しており、公開日に向けて徐々に勢いが出ている様子がうかがえます。故三浦春馬さんの出演作とあって、三浦さんの公式アカウントからの発信にも注目が寄せられていたようです。

「映画 モンスターハンター」は公開日に話題が急上昇。原作が人気ゲームのためゲームファンからの注目度が高く、公開当日には多くのレビューが拡散。ファンによる情報共有が5作品の中では一番盛んに行われておりました。一方でTwitter上の主なPR・プロモーションはフォロー&リツイートキャンペーンが中心となり、映画内容に注目したものは見られませんでした。原作ファンが多い作品だけに、事前に内容に関する露出があればさらに注目度されたかもしれません。 そして今年のアカデミー賞を席捲した「ノマドランド」は、今回調査した作品の中でもっとも話題が少なく、Twitter上では邦画の勢いに押され気味な模様。アカデミー賞による今後の話題増に注目ですね。

Twitterでは、日々様々な映画の話題で盛り上がっており、また、話題量と興行収入にも関連があるように思われました。特に情報が少ない公開前、SNSでの話題喚起に公式からのプロモーションは効果・影響が大きそうです。
コロナ禍で苦境が続く映画界ですが、SNSでのクチコミから劇場が盛り上がることを祈りつつ、引き続き観測していきたいと思います！

また、プロモーションの効果測定に関する調査も行っておりますので、興味がございましたら詳しくはこちらよりご覧ください。

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