こんにちは!イー・ガーディアン ソーシャルメディアチームです。
先日発表した「SNS流行語大賞2024ノミネート」全30ワードより、実際にX(旧Twitter)上で呟かれた投稿数を調査。今年のランキングが決定しました!
■「SNS流行語大賞2024」TOP10
※調査期間:2024年1月1日~10月31日
※調査媒体:X(旧Twitter)
※リポスト含む
数多くの流行があった中で今年のSNS流行語大賞を制したのは『猫ミーム』でした!
『猫ミーム』は皆さん今年1度は目にしたことがあるのではないでしょうか!?Xでは280万件以上の投稿数を記録し、2位と圧倒的な差をつけての1位となっています。日常のあるあるネタや、クスッと笑えるエピソードを猫動画の切り取り素材で再現した投稿が大流行しました。ジャンル問わず使える面白可愛い素材として、幅広い世代からの関心を集めたようです。元ネタの動画は意外と切ない…なんてこともありますが、見ていて「ハッピーハッピーハッピー!」になれるものが多かったことで、沢山の人から愛されたように思います。猫ミームが日常のストレスを和らげる癒しとして今後も愛されるといいですね!
初めてラーメン二郎に行った時の話#猫ミーム pic.twitter.com/hKT8NyN65F
— むぎめし (@6gime4) February 3, 2024
2位は『好きな○○発表ドラゴン』です。この元ネタは、ンバヂさんによるボカロ楽曲「好きな惣菜発表ドラゴン」です。好きな惣菜を発表するだけ、という力の抜けた雰囲気と、その中毒性で人気を集めたようですね!Xでは惣菜に限らず、好きなアニメのキャラクターや推しのアイドルにアレンジした投稿も多く、同じ趣味を持った人からの共感を得やすいところが流行した理由なのではないでしょうか。皆さんの「好きな “SNS流行語” 発表ドラゴン」も、お待ちしています!
『好きな惣菜発表ドラゴン』【再掲】#水星の魔女 #G_Witch pic.twitter.com/X0V2KYQHSS
— 緒方のらくがき (@mm_ogata_rkgk) November 13, 2024
3位は、『アザラシ幼稚園』です。1位に続いてまたまた動物!この「アザラシ幼稚園」の愛称で呼ばれる施設は、オランダにある野生の負傷したアザラシなどを保護するセンターです。同センターが運営するYouTubeの24時間ライブ配信が “癒される” として日本人の心をつかみ、コメント欄は日本語で埋め尽くされました。さらに、アザラシ幼稚園を鑑賞する際の用語まで登場…(笑) アザラシが立ち泳ぎする様子を「茶柱」、ご飯の残骸などをすくい取る様子を「茶こし」と呼ぶなど、様々な呼び方があるようです。実際に私もYoutubeを見てみたのですが、やはり日本語ばかり...! 日本人の皆さん相当疲れてるのでしょうか!?動物に癒されるのはたまらないですね!
#アザラシ幼稚園
— きーちゃん (@huura_nuko) November 12, 2024
至近距離野ザラシと我関せず可愛い
大あくびチャバシラ可愛い
お上品なヨハネス可愛い
ご機嫌バナナポーズ最高
総評:癒し pic.twitter.com/BHEHILDr8Q
4位は、『8番出口』です!これはゲーム好きの方には納得のランクインなのではないでしょうか。「8番出口」は今年4月に配信開始されたホラーゲームで、簡単に言うと「異変を見つけて無限ループから脱出するゲーム」です。ルールはシンプルですが、ゲームの駅構内の様子が「自分の最寄り駅そっくり!」という声があがるほどリアリティがあります。普段ゲームをしない方でも楽しめる点も人気の理由の一つのようです。
今話題のゲーム、『8番出口』のプレイ画面を見た京都人の感想「いや、まんま京都市営地下鉄やんけ!」 pic.twitter.com/urst7jlNrH
— みえっぱりな京都人bot (@kyoutojin_bot) December 9, 2023
5位は『無課金おじさん』です。今年のパリオリンピックと言えば、やはりこの方ではないでしょうか。射撃のトルコ代表 ユスフ・ディケッチ選手ですが、世界中で話題になり、日本でもこの愛称で親しまれましたね。最低限の装備で射撃する姿、さらに銀メダルまで獲得…かっこよすぎませんか!世界中から愛されたイケオジが5位にランクインしました。
「トルコのおじさん」がトレンドで、オリンピックの射撃では専用レンズやアイカバー、耳あてなど、精度を高めたり騒音対策に多くの装備を装着する。韓国はフル装備の選手を送り込んだが、トルコは51歳の何も装備せずポケットに手を突っ込んだ男を送り込み銀メダル獲得。無課金おじさんとも呼ばれる始末 pic.twitter.com/qpvfKDrECq
— ロアネア@最多情報源バズニュース (@roaneatan) August 1, 2024
ここまでトップ5を紹介してきましたが、今年は日常会話の中で使いやすい “構文” よりも、バズった固有名詞が上位にランクインしやすい傾向となっているようです。個人的には、9位にランクインした『お前、あの祠を壊したんか…!?』が印象的です。ゲーム界隈でかなり使われていたようですが、まさかここまで多いとは…!
11位以降の順位はこちら!
興味深い順位になっていますので、ぜひご覧ください。
■ カテゴリ別話題量ランキング
続いて、「ゲーム」「漫画・アニメ」「ドラマ・映画」「食べ物・モノ」の各部門における2024年の話題量ランキングをご紹介します!
【ゲーム部門】
ゲーム部門1位は『学園アイドルマスター』、2位は『ゼンレスゾーンゼロ』、3位は『モンスターハンターワイルズ』という結果になりました。『学園アイドルマスター』は『学マス』という愛称で親しまれ、今年5月のリリースで既に100万ダウンロードを突破した超人気ゲームです。『ゼンレスゾーンゼロ』も、グローバルリリース後2日で5000万ダウンロードと、爆発的な人気を見せており、ゲーム業界の積極的なプロモーションや注目度の高さがうかがえます。また、モンスターハンターやファイナルファンタジーといった昔からのタイトルも、新シリーズの発売によりランクインする結果となりました。
【漫画・アニメ部門】
漫画・アニメ部門では、今年8月に劇場版が公開され、12月に発行される最終巻をもって完結という今まさに大注目の『僕のヒーローアカデミア』が堂々の1位に。2〜3位の『呪術廻戦』や『推しの子』も今年完結となっており、大ヒット作品の終結に注目が集まったようです。4位〜5位についてはオープニング曲がTikTokの音源として流行しており、音楽を通して人気が加速した作品という印象を受けます。音楽も作品をヒットさせる鍵を握っているのかもしれません!
【ドラマ・映画部門】
ドラマ・映画部門では、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』がトップに。機動戦士ガンダムは、シリーズ初放送から20年以上経つ今でも根強い人気を誇り、 “SEED ブーム” 再燃に喜ぶファンも多く見られました。また、2〜3位には『光る君へ』『虎に翼』とテレビドラマがランクインしています。最近はテレビ離れといわれていますが、ドラマの影響力は健在のようです。
【食べ物・モノ部門】
食べ物・モノ部門では『BeReal.』が圧倒的1位となりました。昨年から話題になっていたBeReal.ですが2024年もZ世代を中心に流行したようです。編集や加工をせず、通知が来た瞬間のまさに「リアル」な瞬間を友達と共有するのは新鮮さがありますね。また、インカメラとアウトカメラでの同時撮影という特徴的な撮影方法も注目されており、SNSとしてもカメラアプリとしてもまだまだブームは続きそうです! 2位には、丸亀製麺の『うどーなつ』がランクイン。生地にうどんを使ったドーナツで、これが今年大人気でした。私も食べましたが、もちもち食感でとても美味しかったです!きび糖味や焼き芋味など様々な味を楽しめるようになっているようなので、気になった方はぜひ召し上がってみてください!
以上、カテゴリ別の話題量ランキングでした。
■ まとめ
最後まで読んでくださり誠にありがとうございました。2024年の流行語大賞はいかがだったでしょうか。今年は一度聞いたら忘れられないような固有名詞が多く生まれた年のように感じます。知らないワードも多かったかもしれませんが、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
今回の流行語に限らず、私たちが普段 “なんとなく” でしか捉えられないSNSの傾向を、数値として “見える化” できることはイー・ガーディアンならではだと思っています。SNSの流行は企業における商品開発・PRのヒントとしても活用できますので、ご興味がございましたらぜひお気軽にお問い合わせください。
イー・ガーディアンの「ソーシャルリスニング」サービス
来年以降も皆さんに楽しんでもらえるような「SNS流行語大賞」を目指していきたいと思います。2025年もご期待ください!
「SNS流行語大賞」過去のブログ記事はこちらよりご覧いただけます。
■ 注釈
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