国内最大級のアドネットワーク広告を扱うIT企業、アイモバイル。カスタマーサポート部では、取引のある企業からの問い合わせへの対応に加え、広告サービスにまつわる審査業務も担当。年々増加していく案件を迅速かつ確実にこなしていくため、パートナー・広告出向先サイトチェックサービスを導入。直面していた課題や、サービス導入後の変化をお聞きしました。
導入の背景
同業他社の利用も多く、“間違いないサービス”だと感じた
サービスを導入する以前は、弊社の規定に沿って、取引先のWEBサイトを全て社内の人間で見ていく、アナログな対応をしていました。広告主様やパートナー・メディア様をチェックし、ご契約が成立したあとも、私たち自身の目で定期的に各サイトを見ていましたね。しかし、審査を行うサイトや制作物の数が年々増加していき、なかなか対応が追いつかない場面もありました。社内のルールや審査のフローを見直しましたが、業務の規模も大きくなっていましたし、チェックを専門に行っている第三者機関への依頼が必要だと感じていました。
イー・ガーディアンさんに初めてお話を伺った際に、同業の他社様の利用が非常に多いことがわかり、WEB広告関連の企業からの信頼も厚い“間違いないサービス”だと確信し、今年の3月から導入に踏み切りました。一方で、業務を他社に委託するのは初めてだったため、感覚のすり合わせがうまくいくのか…という不安も、当初はありました。
しかし、窓口になっている営業の方だけでなく、審査を担当しているスタッフとも対話がしやすく、その不安は早い段階で解消されました。
システムでは処理しづらい部分を、“ヒトの目”できちんと見てもらえている
現在、イー・ガーディアンさんには、広告を掲載していただくパートナー・メディア様のサイトチェックをお願いしています。実際に利用して感じた一番の魅力は、やはり“ちゃんとヒトの目で見ている”ということですね。単に法律や弊社規定との照らし合わせだけでなく、世相によって良し悪しが変わる言葉の言い回しのように、システムでは処理しづらい部分をしっかり見ていただいています。判断に迷いものに対しては、「この場合はどうしますか?」と、都度、確認いただけるので助かっています。また、イー・ガーディアンさんは薬機法(薬事法)などの法律にも精通しているので、「◯◯法が改正されましたが、御社では問題ありませんか?」と連絡をいただくケースもありました。疑問が生まれたらすぐに確認するという習慣が、徹底されているのだと思います。人的に、専門的にやられている強みですね。
もちろん、弊社からの問い合わせにも、きちんとレスをいただいています。広告業界出身の営業担当者もいらっしゃるので、業界の専門用語も通じてスムーズでした。また、WEB広告にまつわる数多くのサイトのパトロールも行っていらっしゃるので、知識の蓄積があり、その点も頼もしいです。弊社で設けている規定のブラッシュアップにも繋がっています。
WEB広告の進化に合わせた審査方法を、これからも取り入れていきたい
現在、弊社では、審査のためのよりスムーズな仕組みを、イー・ガーディアンさんと構築している途中です。今は煩雑なことも多々ありますが、土台さえ固めてしまえば、これからの作業はどんどん楽になり、いろんなことに挑戦できるようになると思います。期待感はとても高いです。
インターネット広告は、いろんなサービスが生まれてはすぐに消えていく、流行り廃りの早い業界です。そのため、広告をチェックする方法も、同じスピードで進化していくべきだと思います。なので、イー・ガーディアンさんには、新しい広告やプラットフォームに特化した審査方法を、これからも作り出していっていただきたいですね。同業の他社様がたくさん存在するなかで、業界を盛り上げるべく力を合わせる反面、“一歩先に行くこと”も必要になります。ぜひ、新しいチェックの仕組みをどんどん開発していただき、これからも有効に活用させていただきたいですね。