オンライン完結型本人確認サービス「eKYC」におけるBPO業務を一任!柔軟かつスピーディーな体制構築で今後の海外展開に弾み

株式会社Liquid

取締役最高執行責任者COO
保科秀之様

生体認証による本人確認システムを展開する株式会社Liquidは、オンライン上で本人確認が完結するサービス「LIQUID eKYC(リキッド イー・ケー・ワイ・シー)」を2019年7月にスタート。大手金融機関を中心にニーズが高まるなか、イー・ガーディアン株式会社(以下イー・ガーディアン)と連携し、さらなるシェア拡大を目指しています。今回は、取締役COOの保科秀之さんに、イー・ガーディアンの「本人確認・認証サービス」をご利用した感想を語っていただきました。

導入の背景

目視確認が不可欠な認証業務に24時間365日万全の体制で対応

弊社が展開する「LIQUID eKYC」は、オンライン上で本人確認を完結するサービスです。運転免許証など顔写真つきの身分証とお手元のスマートフォンで撮影していただいたセルフィー写真を照らし合わせて、本人かどうかを自動判別することができるシステムで、金融系サービスの口座開設や各種サービスの契約時等にともなう本人確認業務に役立てていただいております。
(本人かどうかの)判別は瞬時に完了し、スマートフォンひとつであっという間に本人確認を完結することができます。本人確認書類を郵送でやりとりしていた時代に比べたら、格段にラクになりましたよね。といっても、これはあくまで理論上の話で、法律上は目視による本人確認が義務づけられているシーンもあります。スタート当初は、多くの金融機関さんがこの目視によるチェック業務を内部で行なっていました。

取締役最高執行責任者COO 保科様

しかし、いくつかの課題が生じます。
まず第一に、チェック時間の課題です。口座開設などの申し込みは24時間365日受け付けているのに対して、目視によるチェックは営業時間中しか行えませんから、審査が終わるのは早くても翌営業日。申請が集中した場合は数日単位でお待たせすることになります。
第二に、マンパワーの課題です。ある銀行様では郵送によるお申し込みも一定数あったため、郵送と「eKYC」が半々ぐらいの割合で推移するとの予測を立てていました。ところがふたを開けてみると、7〜8割が「eKYC」経由。予想をはるかに上回るお申し込み数をこなすには人手が足りず、作業が遅滞してしまいます。
郵送でのお申し込みに比べればお待たせする期間が短くて済むといっても、ユーザー様のなかには「オンラインなら早い」という期待値がありますから、何日もお待たせするわけにはいきません。実際、コールセンターにもお問い合わせがあったようで、これを深刻に受け止めた銀行様が、「24時間審査ができるBPO(Business Process Outsourcing/業務プロセスの一括委託)サービスを受けられないか」と弊社にご相談。これをきっかけに、弊社でも「LIQUID eKYC」のサービスに適したBPO事業者を探し始めました。
イー・ガーディアンさんを選定する決め手となったのは、昼夜を問わずご対応いただけるという部分です。多くのBPO会社さんは時間の制約があったため、連携はかないませんでした。ほかにも24時間365日対応可能な会社さんもありましたが、コスト面や対応の柔軟さ等でイー・ガーディアンさんに優位性がありましたね。

どんな状況にも柔軟かつスピーディーに対応してくれる唯一無二のパートナー

「LIQUID eKYC」の利用イメージ

汎用的な仕様書のみしかご用意していませんでしたが、導入作業はスムーズに進みました。むしろ、企業様ごとに細かく設定された審査基準を汲み取っていただくのは難題だったのではないかと拝察します。システム上で用意している確認項目に「顔写真がおかしくないか」「氏名が一致しているか」などといった項目がありますが、たとえば「顔写真がおかしくないか」という基準は確認者ごとに異なります。氏名の一致にしても、「高」と「髙」などどこまで一致させるのかという問題が出てきます。このような基準の調整も問題なくこなしていただけたので、満足しています。
当初内製していた企業様から移行された案件だけでなく新規の案件も順調に増え、目視を必要とする本人確認の件数は膨大なものになっていると思います。それでもトラブルというトラブルはなく、業務体制も安定しているので、安心してお任せできますね。
イー・ガーディアンさんの安定感には感心しきりですが、なかでも驚かされたのは対応のスピード感です。「来月これだけ導入数が増えるので(スタッフの)増員をお願いします」といったこちらの無茶振りに対しても、柔軟かつスピーディーにご対応いただけるので本当に助かっています。「イー・ガーディアンさんなしには『LIQUID eKYC』のサービスを展開できない」というほどに、大切なパートナーですね。

より強固なパートナーシップで海外展開に挑みたい

今後、「LIQUID eKYC」は海外展開を予定しており、複数の国で本人確認の業務が発生する可能性があります。イー・ガーディアンさんはフィリピンとベトナムに拠点をお持ちで、国内外でも幅広く事業を手掛けられていると聞いています。そこで得られた知見をもとに、お知恵を拝借できればと考えています。今後も末長くよろしくお願いいたします。

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