イー・ガーディアンは東京大学と共同研究で画像フィルタリングシステムを開発しています。

ご存知無い方は是非、こちらから詳細をご確認ください!

イー・ガーディアン、東京大学と共同で「自動識別型 画像フィルタリングシステム」の研究を開始

本日は、今夏サービス開始の画像フィルタリングシステムの打ち合わせの為に、東京大学原田研究室に行って参りました。

打ち合わせの前に、有名な安田講堂の前で撮影をしました。

(イー・ガーディアン ITビジネス・イノベーション事業部 ディレクター荒池 代表取締役 高谷)

さて、画像フィルタリングシステムについて目を通していただけましたでしょうか?

イー・ガーディアンは投稿監視のプロの会社として、その活動の更なる効率化を目指しております。

そのために、

・コストを抑えて

・更に大量のデータを

・ミス無く

・短時間で

監視することを目標としています。

より多くの人が安心に!

まさに当社の経年理念でもある

Build Happy Internet life

という視点でこの研究に協力しています。

本日は原田研究室と専門的な視点でディスカッションしてきました。

■画像フィルタリングシステムの背景

原田教授はゴーグル状の電子端末を装着し、ゴーグル越しの視野にある物体の画像から色と形状情報を抽出し,それを保存,データ化して、画像データ一枚一枚を関連性の近い順で並べ、まとまりを作り、高速にタグ付け、さらにラベルの追加や学習サンプルの追加が行える、画像フィルタリングシステムの構築を目指した研究を行っています。

東大ブログ写真

 ■画像フィルタリングシステムの研究課題

【課題】教師データ画像の バイアス排除の高度化

【対応策】バイアスの可能性を意識し、様々な教師データを読み込ませていく。

【課題】更なる複雑な状況への対応   例:裸画像はNGだが、あの巨人のアニメキャラクターは裸だがOK等。

【対応策】難しい状況を含む、多くの画像を読み込ませてシステムに学習させていく。

■最後に

今回の打ち合わせで、世界トップクラスの画像認識技術を持つ原田研究室と、イー・ガーディアンの10年間の投稿監視実績で培った、パトロールノウハウや教師データの融合の可能性を肌で感じることが出来ました。

現在、まだ名は明かせませんが、大手企業数社と協力してテスト導入に向け準備を進めております。

引き続き、本研究の進捗は定期的に掲載しますのでお楽しみに!

■参考

・「自動識別型 画像フィルタリングシステムの共同研究」発表は、

日本経済新聞13面[2014/1/28朝刊に掲載されました。

・ 日経、電子版にも掲載されております。

東京大学原田研究室